利用者さんもスタッフさんも、撮影が進むにつれて少しずつ表情がやわらぎ、自然な笑顔があふれていく。
取材やインタビューそのものが、いつの間にか、
働く人にとって「自分の仕事を振り返る時間」や、「みんなで一つの思い出をつくる時間」になりました。

福祉の現場では、人材不足が長く課題となる一方で、障害、高齢、子どもといった分野を越え、地域で暮らす一人ひとりを支えていくことが、これまで以上に求められています。
だからこそ、福祉の経験だけではなく、さまざまな仕事や人生経験を持つ人たちが、それぞれの視点を持ち寄ることに大きな意味があります。

社会福祉法人大樹様は、横浜市鶴見区を拠点に、障害福祉・高齢福祉・児童福祉など幅広い事業を展開し、一人ひとりの暮らしに寄り添い続けています。

今回のプロジェクトでは、CMSによる更新性の向上に加え、採用コンテンツの充実、写真撮影、スタッフインタビュー、イラスト制作まで、サイト全体のリニューアルを担当しました。

取材を通して印象的だったのは、スタッフの皆さんが「知らないこと、わからないこと」にとても前向きだったことです。
異業種から福祉の世界へ飛び込んだ方も多く、「まず知ってみたい」「相手を理解したい」という姿勢が、利用者さんとの関係だけでなく、職場全体にも自然と広がっていました。

公開後はスタッフの皆さんがCMSを活用し、スタッフ日記も継続的に更新されるようになりました。電話での操作サポートを重ねながら、自分たちの言葉で情報を発信する文化も少しずつ育っていきました。

WEBサイトは、一度つくって終わるものではありません。木が少しずつ枝葉を広げるように、人の想いや日々の出来事を重ねながら育っていくものだと私たちは考えています。
社会福祉法人大樹様のホームページも、公開の日が完成ではなく、新たな成長の始まり。これからも地域とともに、大きく枝葉を広げていく時間に、少しでもお供できれば嬉しいです。